なんだかんだ、たぶん憧れ、カンヌブルー

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ここ最近何をしているかと言えば、

私、気がつけばクリエイティブという名の恋愛を繰り返している。

「あ、この人好き!尽くしたい」と思ったら、

巻き髪、付けマ、ネイルの代わりに、速攻、ポートフォリオ、プレゼン。

 

相手の事をとことんリサーチ。

振られるか付き合うまで、ひたすらアピール。

付き合ったら愛が続く努力を日々行う。

そして、いつか「君がいてくれてよかった」と言われる日を夢見る。。。

…切ないね!

 

さてさて、

今、カンヌでは世界一の広告を決めるお祭りが行われている。

様々な種目があり、賞には金銀銅とついていて、まるでオリンピックのような感じだ。

とても面白い。

けれど、私にとってカンヌは遠い存在で、

それはまるで中学生が結婚に憧れているような感覚。

 

なので、凄いクリエイティブのお祭り!くらいの印象しか無かったのですが、

去年、カンヌ受賞経験ありまくりの岸さんのお話で印象が変わった。

「カンヌなんてあんまり意味ない。

ひとつひとつの事例を愛して、

毎日クライアントと向き合う事で本当の価値が生まれる

カンヌに溺れるのはカッコ悪い」

そんな事をおっしゃっていた。

▶memo http://4mimimizu.net/archives/906

 

衝撃的だった、何かにデジャヴした。

それは「マリッジブルー

 

愛する男の人に、愛されてリングを貰って、周りからも認められて安心のはずなのに、

「結婚なんてただの契約、日常で愛されているかが重要、不安」とつぶやき、

なんだか不安。なんだか気に食わない。

とにかく、これでいいのかなと模索している感じ。

 

そんな風に誰がどう見ても満たされているのに、

満たされない日がいつか来るのだろうか。

 結婚はゴールじゃないというのと同じように、もちろん賞もゴールではないように。

 

とは言え、片思い奮闘中の若者にとっては分からない感覚。

「えーうそー、良いな〜ノロけかなぁ?」としか思えない。

けど、結婚の先に様々な困難が待ち受けているのが容易く想像できるように、

きっとカンヌもいろいろと待ち受けているのだろう。

あくまで想像。

 

そんな感じで、今年のTLからは、楽しげで幸せな香りだけではなく、苦さも感じる。

憂鬱なカンヌブルー、大人クリエーターは大変だ、とか思いつつ、

マリッジブルーと同じくたぶん憧れ。

いつか味わってみたいね。