読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

岡崎京子を語らない

 

『私は映画マニアの(そして全てのマニアの)とっけん的におすまししたことが、苦手。

まだ"とっけん的なこと"なんてこの世にあるのかしら?

神様がもしいるのなら聞いてみたいことの一つだわ。

おすましして映画を観る人々ってまるで全滅する前のドードー鳥や

ニホンアシイグアナを自分達しか救えないてな顔付きで映画館に入るんですもの。

笑っちゃうわ。』

思想の科学 / 1989年10月

 

そう語るのは20年前の岡崎京子先生。

あぁ、ダサくて、ごめんなさい。

おすましして観てきました、ヘルタースケルター

だけどオカキョンに笑われちゃうから、語らない、ことにする。

 

けど、色んな人が、おすまし顔で研究して、

いろいろ言っているよ、本も出ている。

みんな、ヘルタースケルターに関して、岡崎京子に関して、

"とっけん的"でありたいんだな。(本当は私もそうさ)

 

オカキョンの名前がエンドロールにさらーっと

本当にさりげなく流れたところで席を立った。

映画に習って、内容は15分で忘れようと思った。